もしかして、アセクシャル その1
小さい頃の自分は一応、可愛いものが好きな女の子だったはずだ。
確かディズニープリンセスの本は買っていたし、ドレスも何着か作って貰っていた。
好きになったプリキュアがキュアホワイトだったことは覚えている。
ただ、自分の場合、どうも女子特有の群れるということの感覚に違和感を覚え始めてしまった。
自分のアセクシャルの場合、どうも、先天性ではなく、後天性だなという話をしようと思う。
それとこの話はいじめられた人間に起こるリスクの話にも関わってくると思う。
というか、自分の場合、イマジナリーフレンドの影響が大きくて、精神が融合してしまったことが発射を掛けてしまったけど。
事の始まり
自分の場合、本当に小学生までは普通の女の子の感覚だった自信はある。
本が好き、可愛いものが好き、読む漫画も少女漫画。
見た目だって背が低いし、髪は長いし、声も高い。
正直、女子という感覚のまま、女性性を肯定出来たままだったら、良かった。
ここで一つ、発達障害あるあるなんだけど、ASD系が男性に多くて、ADHD系が女子に多い。で、ASD系女子は女子特有の感覚がほぼ分からない。
これは自分もそうで、自分は特に群れるという感覚が分からないし、正直、今も群れるのは好きじゃない。(これを言うと自分の世代だと家庭教師ヒットマンREBORN!の雲雀恭弥の話になるけど、自分がその感覚を抱いたのはこの漫画を知る前)
そして、めくるめくホルモン作用も男性ホルモンがおそらく普通の女子よりも多くなってしまった。指からもこれは男性ホルモンが多いなとよく分かるし、肌も本当にニキビが多くなってしまった。まあ、ニキビが多く出たのは、ストレスも多いのだけど。
こうして、まず、ASD系の自分は思春期を境に女性の感覚からどんどん離れて行ってしまうことになる。でも、それを加速したものが二つあった。
部活動による女性嫌いとイマジナリーフレンド。自分の場合、この二つが原因だろうな。
この世の音を聞きたくないんだけど
本日はお悩みの時間です
今日は本の話じゃなくて、発達障害系の脳の構造についての悩みだ。普通の人って音を自然に聞き分けていると聞いて、驚いたことがある。だって、自分達にはすべての音が聞こえてくるから。一回、普通の人間の脳を体験してみたいよね。そういう機械があれば、面白そうなのだけどって今回の本題から外れたな。
聞こえる音について
発達障害と言うか、脳の構造的に自分は聞くべき音と聞かない方が良い音の聞き分けが出来ない。それで苦しいのが密室っていうところで、空気が音を吸い込んでくれないものだから、余計に音が聞こえる。
ちなみに自分の場合、音の好き嫌いは男性の声に混ざるノイズ音なんだけど、高い音が苦手な人も多いって話はよく聞く。でも、自分の場合、声がアニメ声レベルに高いので、高い音は苦手ではないのだった。そもそも、胎教として、同じくアニメ声の母親の声を聞いているから、そうなったんだと思う。これに関しては推測しかない。
この音、きついんだ。
で、話は変わるんだけど。結構、自分の場合は苦手な音は少ないと思ってはいる。勿論、脳の構造にしては、だ。突然の音は嫌いだし、バイクのクラクションは大嫌いだ。なんで、鳴らしちゃうんだろうな。あれをかっこいいと思っていたら、正直、やめてほしい。
後、自転車のチャリンチャリンっていう音。実はあれも苦手だ。なんだけど、用途間違って使う人、本当に多いよね。あれって、危ない時に鳴らすものだからね。どけって意味で使うべきじゃない。歩行者とすれ違う時は自転車から降りよう。嫌なところで人間の矮小さを感じそうになるぞ。
本当は聞いちゃいけないんだけど
で、ここからが本題。自分の場合、苦しいのが人の話を聞いてしまうことだ。自分がパニックになっていない状況だと、もう、周囲の話が大体、聞こえてくる。正直、人の話って聞くのが申し訳ない。その感覚自体がもしかしたら、普通じゃないのかもしれないけれど。でも、自分は少なくとも嫌だ。だから、なるべく人が多い場所では本を開いて、そちらに意識を集中させるようにしている。
しかし、それでも話は聞こえるし、聞こえる内容があまりよろしくないもののことも結構ある。それは老若男女問わずで、正直、辟易する。年功序列って言う言葉を忘れたくなるレベルには、だ。自分の場合、自分より年下の人間の行動はある程度、慣用しようと心掛けてはいるし、それはすべきことだとは思っている。けれど、自分よりも年上の人間には正直、寛容になれない。分かってる。心が狭いのは分かってる。でも、正直、聞きたくない話を聞いてしまって、どんどん大人に対して、信用が出来なくなるんだよな。
自分の苦しみの中にそれは入っていて、正直、どうやって、将来に希望を持てばよいのかが分からなくなる。その癖、上から目線で社会のことを語る大人ってなんか多いんだよね。
自分の繋がりでそれを避けていても、話が聞こえる。発達障害と言うか、そういう系の人間の脳の構造で苦しい部分ってそこもあるんだ。
勿論、それを人は簡単に改善は出来ないだろう。でも、そういう苦しみもあるってことを知ってくれたらよいのになぐらいには思っている。
ストレス特効薬こと読書
読書はストレス特効薬
ストレスコーピングの話を前回したのだけど、その中で自分は読書をよくしていると書いた。そして、読書が自分を生かしたとも書いたと思う。
というのは、ストレス軽減に一番良いのは読書だからだ。しかも、六分読んだだけでも効果があるというから驚きだ。七割も消えるんだとか。六分で七割のストレス削減だなんて、かなり効率が良いと思う。
ただ、その理由の一つに没頭や共感が要因らしい。現実逃避や自分は一人じゃないと思えること。人間は孤独に弱い生き物だからこそ、本を読む。
本、どうやって選ぼう
でも、だからこそ、どうやって、本を選ぼうか。
本を選ぶのはとても難しい。慣れている人間は図書館でタイトルや表紙、あらすじで選べる。それは読む難易度が下がっているからで、一冊当たりにかかる時間も少なくなるからだ。
自分の場合もそうで、失敗してもそこまで取られる時間は少ないので、自分の選ぶ本が間違っていても、そこまで問題はない。最悪、新しく読みたい本がなくても、自分が何回か読んでいる本を読めば良いだけだから。
でも、一冊に時間がかかる人が選ぶのは難しいと思う。その理由は
・取られる時間が長い
・読み方が分からない。
・そもそも、自分に合う本が分からない。
この三つだと思う。
特に難しいのが、自分が今、どのレベルの本を読めるかってことだと思っている。
そして、正直な話、本を読まない人ほど、難しい本を読みがちだ。それこそ、名作と世界で呼ばれている本だとか。
名作って読みづらい
実際、有名だし、内容的に名作なはずだから、面白くない訳はない。だから、そういう本を選びがちなのだと思う。
けれど、名作はある程度、段階を踏まないと読めない。
読みなれない難しい言葉、世界を理解するのに必要な力、終わりが見えない長さ。
これは本を読みなれない人にとっては難しい。
それに世界の名作って、結構、ドロドロな人間関係が多くて、とても共感できるものではないこともある。じゃあ、どうすれば良いのかと言うと、まずは絵本から入るのが一番最初なのではないかと思う。
絵本って良いものだよ
絵本は文字を読むのが苦手でも、絵を見て内容を理解することが出来るし、漫画みたいに楽しむことだって出来る。そして、本好きの人間は絵本の感触を今でも愛している人が多い。
自分の周りの本をよく読む人たちは皆、絵本を愛している。最初は絵本を読んでも良いと自分は思う。実際、絵本の世界観は色鮮やかで誰でも入り込みやすい世界だ。自分は疲れた時こそ、絵本を読むものだと思う。
絵本は誰にでも優しいのだから。
それこそぐりとぐらでも良いと思うんだ……
ストレスコーピング
人生の敵はストレス
ストレス社会に生きる自分たちの共通試練はストレスがかかりやすいことだ。
なんせ、感覚が過敏だったり、コミュニケーションがうまく取れなかったりするからだ。
正直、普通の人間が普通に過ごしていることでも、自分達にとってはストレスがかかっている。
自分もそんな感じで結構、ぐったりしがちだし、普通に生きているだけでストレスがかかっていることを自覚している。
しかし、それでも、生きなくてはいけないし、ストレスは解消したい。
そこでストレスコーピングを心掛けるようになった。
ストレスコーピングって何さ?
さて、ストレスコーピングとは自分の好きなこと、つまり、自分がストレスを解消できる趣味を見つけて、日常生活に取り入れて、ストレスを自分から減らしていくことだ。
このストレスコーピングは一つ見つけることがまず大切だけど、沢山あればある程、良い。
というのはどうしてもその趣味が出来ないという時があるからだ。
例えば、ストレスコーピング方法が運動だった場合、あまりにも疲れ切っている時、動けないこともある。
そういう時は身体をあまり使わないストレスコーピング方法を他にも持っておくとストレスの対処が出来る。
それを考えると、なるべく沢山、ストレスコーピング方法を持っておくと良い。
しかし、ストレスコーピングって例えば、何をすれば良いのか。
自分の場合は
・読書
・散歩
・和菓子を食べる
・絵を描く
・好きな音楽を聴く
・料理を作る
・カラオケをする
・美術館、博物館鑑賞
ここまで書くと、分かると思うけど、ストレスコーピング=気分転換だ。
そう、気分転換だ。
ただ、気分転換とすると単純に思うかもしれないけれど、人生を豊かにするのは好きなことを思い切りやること。そして、人生を楽しむのは別に悪いことではない。
これを自覚して、日常生活でなるべく取り入れるとストレスは少なくなる。
生きてこれた理由
ちなみに自分はこのストレスコーピングを日常で心掛けていたことで、ここまで生きてきた。
そして、自分のコーピング方法に読書があったことが実は大きい。というのも、読書って、ストレス削減の効果に一番、効果があったからだ。
多分、読書を趣味にしていなかったら、自分は死んでいただろうという自信がある。
下には下がいるのさ
このブログの持ち主
現役の大学生。二十二歳。ここまでは普通だけど、自分は普通からほど遠い。
発達障害のグレーゾーン、アセクシャルに無性愛者。
はっきり言って、現在日本と言う普通が愛される世の中では明らかに異常と言うべき存在らしい。
勿論、自分は自分のような人間が自分だけではないのも知っているし、結構、マイノリティを複数持つ人間が少なくないこともよく知っている。あと、死にたいなと七年前から思っている。
そんな自分が何でこのブログを始めたのかと言うと、人間、生きるのが辛いけど、こうしたら少しは楽になるかもしれないよということ、また、ここまで酷いレベルの人間でもなんとか生きているんだと誰かが見て、楽になってほしいこと。
下を見れば、人間、楽になるって知ってるからね。このブログを見て、『なんだ、自分の人生って最低じゃないじゃん』って笑ってくれると嬉しい。
今までの人生
一言で言うとドラマチックらしい。漫画みたいな人生と一部を伝えたところ、言われた。カウンセラーにはドラマのよう。知り合いには、お前に試練を与える奴、漫画みたいなキャラクターじゃんと言われる始末。
ついでに自分自体が漫画のキャラ?と言われる。
そんな自分なんだけど、今、ちょっと、いや、かなりやばい問題が起きて、鬱状態に近くなっている。
はっきり言って、自殺する奴が出そうなレベルだ。それも自分みたいな人生じゃなく、おそらく今まで、順風満帆だった人間が自殺するレベルの。
でもって、とうとう、精神科で本当に軽めだけどお薬を貰うことになったという訳だ。そんな訳でブログをはじめてみた。とりあえず、これを見て、やばい奴いるじゃんと思ってくれればいいなって話。